わびさびつくひび。

ことば、おと、しょく、たびなど。

2018-01-01から1年間の記事一覧

素直になれなくもない。

先日、ある飲み会でプロのコピーライターの方から、コピーを勉強している理由をたずねられた。これは初めてのことではなく、そりゃあ、全く関係のない業界で働いてるおっさんがまさかなぜ?と思うのは無理はないし、今までいろいろなひとから何度も聞かれて…

それでも風は吹く。

ボへミアンラプソディを観た。フレディをはじめ、4人の演技が本人達と錯覚するように物語が進む。完全なノンフィクションではないのだろうが、クィーンのヒストリーやフレディのパーソナリティが伝わってきたし、150分という僕にとっては長すぎるくらいの長…

細かすぎてもつたわる。

細かすぎて伝わらないモノマネ、復活しましたね。録画して、ひととおり観たけど、優勝した初出場のたつろうのネタは3本ともダントツ面白かった。日常の「あるある」を悪意なく切り取ったネタは最近の笑いの風潮に一石を投じたかもしれない。しかも、どれも尺…

ムーア風の法則。

羽田へ向かう飛行機の中。いつものように機内誌を読んでいると、吉岡里帆さんが出ているDICの広告写真が目に入った。そこは同社の川村記念美術館で、写っているオブジェは、ヘンリー・ムーアの彫刻だった。というか、そのとき初めてその彫刻家の名前を知った…

それでも水に流す。

新聞を購読していないので、なかなか新聞広告というものをリアルタイムに見ることができない。それでも話題になる広告は、誰かがtwitterですぐにシェアしてくれるので、とてもとても助かる。 そんななか、久しぶりに、わっ、これはすげーと、感じた新聞広告…

それでも水は流れる。

空港のトイレに入ると、「人がいなくても、水がながれることがあります」というシールが貼ってある。女性は馴染みがないかもしれないけど、男性用の小用には、こんな表示があるのです。 なんとも日本らしい配慮という感じもするけれど、無人の便器に水が流れ…

雨のち晴れのつぎがだいじ。

やっぱりというか、風邪をひいてしまった。ノドが痛いなと思って、早めに薬飲んで、マスクして出社して、翌日よくなったと思ったら、一日置いて、ノドいがいが、咳や鼻水といった風邪の症状のオンパレード。この状態で出張とは… 風邪との付き合いも、ヒトと…

オン ザ ロックンロール。

数年ぶりぐらいだろうか、ロックを生演奏してくれるバーへ行った。今回はリクエストすることなく、他のお客さんのリクエストやバンドチョイスの曲をひたすら聞いていた。 イーグルスのTake It Easyを聞くと、またライブに行きたいな、でもグレン・フライの声…

うらおもてなし。

うらおもてのない人でありたいと思ってはいるものの、すべてをさらけ出すことはしたくないし、ホンネをいつもぶちまけられるほどの勇気も持ち合わせてはいないので、なかなか難しいなぁと思っている。それでも、最近、公私ともにわりと素直にふるまうことが…

からをやぶろう。

ここんとこ、会社の仲間たちと飲む機会が多く、また飲む時間も長く、体力的にはかなり消耗気味。 僕の酔い方は、だんだんとテンションが上がり、本音トーク率や下ネタ率が上がり、家に帰ろうスイッチが効かなくなり、お金を払ったか記憶があいまいになり、眠…

おもしろ、ほんやく。

洋楽好きの僕にとって音楽を聴くのはもちろん楽しみなんだけれど、曲名がどう和訳されているかも楽しみである。 例えば、 ビートルズのThis Boyは「こいつ」。 また、A Hard Days Nightは「ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」。これは、レコードをた…

じゃあね、おっさん。

バスの窓側の席に座っていると、通路側は空いているのに、避けるようにとなりにだれも座ってこない。 少しだけ混雑した地下鉄で、近くの女性(年齢は幅広)が、すっと離れていく。 逆自意識過剰なのかもしれないし、必然なのかもしれないのだけれど、僕の身に…

ややこしや、ブリューゲル家。

札幌芸術の森美術館で開催されている、ブリューゲル展(画家一族150年の系譜)を鑑賞。 僕はオランダが絡むと、たいてい脳内のお気に入りフォルダに入れてしまうため、フランドル派のブリューゲルも、もちろん好きな画家のひとりだ。(実際には今のベルギーあた…

ひそカニそらをとぶ。

網走の春カニ合戦と呼ばれるお祭では、豆まきのように、毛ガニが宙を飛ぶ行事があるらしい。 ミソが飛び散ったりしないかな、とか、キャッチするときトゲトゲでケガしないかな、とか、いろいろ心配になってしまう。 なんとも北海道らしくもあるが、受け止め…

コオドリ、オオドオリ。

札幌の大通公園では、年明けから、 2月、雪まつり 5月、ライラック祭 6月、YOSAKOIソーラン祭 7月、ビアガーデン 9月、オータムフェスト 12月、クリスマス市とホワイトイルミネーション と四季折々のイベントが開催される。 中でも僕はこの時期のオータムフ…

おおにぎり、こにぎり。

北海道の震災から数日後の会社の昼休み。 僕の昼食は、妻がつくったおにぎりだった。 いつもは会社の近くでランチしたり、コンビニでお弁当を買ったり、妻のつくった弁当だったり、バリエーションを楽しむのだけれど、震災でお店の食材が不足していたから、…

プチプチ効果。

遅めの夏休みをもらったのだが、息子の宿題の監修のため、外出もせず、起きたままの状態で過ごしている。明らかに昭和世代より、宿題の量も質も上回っていて、大変だな〜今の子供たちは、なんて、のんきにとらえているんだけど。 そんな生活のため、ヒゲもそ…

真っ赤なヘソ。

出張先の東京方面が暑すぎたのか、 フリーの時間もあったから 太陽のもとを歩きすぎてたっぷりと 全身汗をかいたせいか、へその中を中心に 周りも真っ赤になり、かゆいわ、かゆいわ。 ラベンダーや北の国からの舞台として有名な 富良野市では北海へそ祭りが…

君が君で君だ。(映画のおはなし)

映画が始まった瞬間、このテンションに2時間ついていけるか心配になった。仕事帰りでヘトヘトだったし、どちらかというと、ふわっとしたストーリーの映画を好む僕としては、えらいとこに来てしまったなぁ、なんて思ってたはずだ。 つい先日のできごとなのに…

ホテルオタマヤ。

ウェルカム トゥ ザ ホテル オタマーヤ♫ 仙台で過ごした学生時代、 洋楽好きな仲間とEaglesの名曲に合わせて、 霊屋(おたまや)にあるビジネス旅館の 替え歌で遊んでいたことを思い出す。 霊屋、ってなんか出そうで恐いけど。 最近のニュースで、全米売上1位…

ししのフン。

オランダの国章には二頭のライオンが、 一頭のライオンの紋章を抱える姿が、 描かれている。 そんなオランダでは、シカによって畑が 荒らされる被害が多発していて問題になって いるらしい。 北海道でもエゾシカによる同じような被害は もちろんのこと、車を…

しらがぜめ。

30を過ぎてからだろうか、白髪がポツポツ目立ち始め、今では、白黒つけるとしたら、シロとしかいえないくらい、潔白だ。髪の毛だけ、ならまだしも、鼻、まゆ、あそこ、でも主張していて、色白でもある我が身体は、白々しいほどに白い。 元フジテレビ、アナウ…

青タンゲーム。

朝起きると、右腕に青タンができていた。知らぬ間に、ぶつけてしまったり、痛いっ!という記憶もないのに、あざとかキズとかができていることが、僕にはよくある。楽天的な人間なので、痛みをすぐに忘れやすいというのもあるかも、しれないけれど。 その日、…

えー を考える。

先日、テレビ会議で各地をつないだ、 ミーティングに参加した。 激しく議論というものではなく、 各地から状況を報告するスタイル。 僕もあらかじめ、しゃべり用メモを用意し、 (保険みたいな程度だけど)、臨んだ。 各地の皆さんからの報告に耳を傾ける。 し…

ドリルがほしい。

マーケティングの有名な格言のひとつに、 「ドリルを買う人が欲しいのは「穴」である」 がある。 お客さまが本当にほしいのは、 穴を開ける手段であり、ドリルでなくても 良いということだ。 課題を抱えている人や組織に、解決策を 提示する場合、目的や本質…

月が綺麗ですね。

———————————————————— 夏目漱石は「I love you」を 「月が綺麗ですね」と訳しました。 2018年、今のあなたなら何と訳しますか? ———————————————————— これは「企画メシ」と呼ばれる、 企画力を育みながら仲間を見つける講義で、 コピーライターの阿部広太郎…

愛というかたち。

先日、糸井重里さんの 「ブイヨンからのおれい」という展示を観に ロフトへ行ってきた。 サイン会もあったけど、 定員オーバーで傍観するのみ。 (糸井さんは、今年70歳になるとは思えない ほど、若々しい) ブイヨンは、糸井さんが飼っていた愛犬で、 最近、…

ゴジラ、月間新人賞受賞。

GW後半はあいにくの雨スタート。 MLB月間最優秀新人賞に、 エンゼルス大谷が選ばれたことが唯一の救い。 これまでの日本人選手の受賞者は5名。 (2001年に本賞が設定) イチローが 、4回(6回中だからスゴすぎ)、 石井一久、ゴジラ松井、岡島、ダルが各1回。 大…

かっぱつった。

「カッパつったでや〜」 子供のころ、歩いてる途中、 水たまりに入ってしまい、 靴の中までびしょびしょになると、 地元では必ずこう言っていた。 (最近の子供たちは言わないだろうけれど) ミイラとりがミイラになる、みたいに カッパつりがカッパになる、わ…

桜咲けども、春なかりけり。

例年より数日早く桜が開花。 気温は20℃を超え、最高のお花見日和だった。 しかし! 夏まで大規模修繕中の我が家は、 四方八方を足場で囲まれ、 外側から黒くみえる養生シートで 覆われているため、日光が遮られ、 マンション特有の底冷えの肌寒さ。 もちろん…