笑いのおひたし。
引用 レシピ大百科
報連相が大事だと、耳がタコとほうれん草の和えものになるくらいよく聞くし、それを部下にも求めているわけですが、報連相に対しては、「おひたし」で接するのも大事だと、最近知った。
お: 怒らない
ひ: 否定しない
た: 助ける
し: 指示する
感情的になって怒鳴ったり、新人じゃないんだからとか本当に大学出てるのか、と言い放ったり、いっぱいっぱいになってるのを、見て見ぬ振りしたり、期日とか目的とか品質をあいまいにしたまま、仕事を振ったり、そんな上司や同僚の言動は、パワハラにつながってしまう可能性があるっちゅうことだ。
昨年のM-1グランプリで決勝進出したミルクボーイもぺこぱも、そんなおひたしが必要な現代の人間関係をボケとツッコミの関係でうまく表しているなと、思った。
ぺこぱのボケ担当のつかみどころのないボケをツッコミ担当が感情をトーンダウンさせながら、最後は肯定してしまうツッコミは、おひたしの「お(怒らない)」と「ひ(否定しない)」にあたる。
ミルクボーイのボケ担当のおかんが忘れてしまった朝ごはんの名前をツッコミ担当が親身に思い出すよう手を差し伸べるのは、おひたしの「た(助ける)」、コンフレークかそうでないか、行ったり来たりする中でしっかりとその理由を伝えるのは、おひたしの「し(指示する)」にあたる。
世の中の流れを広告が代弁することは多々あるけど、お笑いネタやスタイルも世相を表すんだね。