わびさびつくひび。

ことば、おと、しょく、たびなど。

人生は、だまし絵だ。

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この絵、なんと書いてあるかわかりますか?よくよく見ていくと、文字が浮かびあがり、あ、わかった!となってからは、もうその文字しか見えなくなる。脳がそう認識しちゃうんでしょうね。

 

久しぶりの仙台だというのに、北海道としてはそこそこの雪で、空の便が混乱するまでもないくらいのはずなのに、選んだ便だけが早々と欠航…  次の便まで空港のラウンジで長いこと過ごしていたわけだが、そこで、昨年ひょんなことから知り合いになった人をを見かけた。お互い存在は認識しあっているけれど、深いお付き合いでもない。僕のほうは、SNSで活躍ぶりを見ているおかげで、不思議によく知っているような錯覚に陥っている感じ。

 

一旦知り合いになると、意外な場所とか、通勤途上とか普段よく場所で遭遇する、あるいは見かけることがよくあるような気がする。でも、これって出会う前から、そんな場所で、すでにすれ違っていたりしていたんだろうな。知らないから、知らない人として通り過ぎていただけのことなんだろう。なんか、こう考えると人生の風景は、未来に出会うべき人、出会う可能性のある人、運命を変えるほどでもない人、そんな人々が自分には見えないだまし絵みたいなものだ、と思う。

ぼくたちは、だまし絵の中で生きている。

*冒頭のだまし絵にはLIFEと書いてあります。