未来のぼくへ。
5年後、ぼくはどこで何をしてるだろうか?
10年後は? その先は?
健康でさえあればとも思うし、もっと幅が広がっているひとであれば、とも願う。多くを望むわけでもないが、小さなことには欲張ってるのかもしれない。
タイムカプセル郵便というサービスがあるらしい。未来の自分に向け、現在の自分が、今を見つめながら、未来を予想したり、期待して手紙を書くのはステキだなと思う。自分だけでなく、家族にあてるのも粋だ。成人する息子あてに父親から突然届くメッセージは心に届くものになりそうだ。
最近、出張やらなんやかんやで飛行機を使うことが多いのだけれど、気圧の変化に対して、耳のはたらきが悪く、着陸態勢に入ると耳の中がキーンとなったり、耳抜きができないまま降機することがあるので特別な耳栓だったり、飴の入った袋を座席のポケットに必ず入れている。モノ忘れをすると自覚してきたぼくは、飛行機に乗るやいなや、iPhoneのリマインダーに着陸時刻を見越して「忘れもの注意」と登録するのだ。
これからもぼくは未来のぼくに手紙を書き続ける。1時間後かもしれないし、30分後かもしれない。1分後はさすがにないけど、今より先はぜんぶ未来なんだから。