行くメン、行けメン。
ぼくは、イクメンでもないし、イケメンでもない。これは自他ともに認める事実だ。でも、ぼくは、旅行や出張など、今いる場所からどこかへ行くのは好きだ。行く前の準備も行く途中の時間も行った先の出会いもすべてひっくるめて、「行く」ことが好きだ。
広告やキャッチコピーでも「行く」や「GO」は多用される。
JR東海のあまりにも有名なコピー。
そうだ 京都、行こう。(C:太田恵美)
昨年で25周年を迎え、今年も続いている長寿キャンペーン。ぼくは特にポスターのボディコピーと写真の世界観が好きで、ほんとに京都へ行きたくなるし、一昨年は、思いつきで数回足を運んだ。新幹線は使ってないけれど。
JR東日本のコピー。
行くぜ、東北。(C:一倉宏/坂本和加)
こちらは、震災後の東北地方を元気づけるにふさわしいことばのチョイスがなされている。出演する松岡茉優がかわいい。
今年、秋に東京で開催されるゴッホ展。専用ウェブサイトのURLは、
go-go-gogh.jp
ゴッホは英語でゴオゥと発音するので、すごくゴロがよい。
そして何より、最近お気に入りなのは、
パンテーンの広告。
白髪を染めない決意をした近藤サトさんと髪がふさふさの女の子を使っている。特にハッシュタグの
Hair We Go (さあこの私で行こう)
は、ダジャレではあるけど、自分らしく行こうとするメッセージが伝わる。
イクメンやイケメンは無理でも、行くメンや行けメンで行こう。