ひとりクリ。
平日だった今年のクリスマスは、さぁーっと過ぎ去ってしまった感じ。サンタ役を卒業したのもあるかもしれないけど、毎年楽しみにしている明石家サンタに八木亜希子さんが体調不良で出演できなかったのもクリスマスが消化不良気味になってしまった理由かもしれない。
きっと君は来ないひとりきりのクリスマスを、最近は「クリぼっち」って言うんですね。孤独を少しだけやわらげる言い方だなぁとは思う。むかしは「シングルベル」とか、うまいことを言ってた気がするけど。
「ひとりぼっち」は、孤独感満タンだけど、これに対して「ひとりきり」は、誰にも邪魔されたくないという強い意思が感じられる。
ひとりきり、になりたかった。
ひとりぼっち、にはなりたくなかった。
このレコチョクのコピー(2012年)は、音楽の没入感をうまく対句で表している。
じゃあ、クリスマスも、「ひとりクリ」なら、ひとりでもいいのかな。いや、やっぱ寂しいよね。