わびさびつくひび。

ことば、おと、しょく、たびなど。

嵐のあとに。

台風は、性格の穏やかな温帯低気圧にかわり、ツメ跡も残さず、暑さだけを残し、いなくなった。夏を置き忘れたクローサ一家のおかげでもうすこし夏を楽しめそうだ。

嵐の前の静けさ、とか嵐の後の静けさ、とか言うけど、この慣用句をもじったこのコピーが好きだ。

「チラシのあとの、静けさ。」

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2001年TCC新人賞に輝いた、九州の折り込みチラシ製作会社の広告(コピーライター:國武秀典さん)。よく聞くフレームを使ったコピーはよく効く。見つけた時は、してやったり!だったんだろうな。グラフィックもいい。売り切れた商品が10円のセロリという普通バカ売れしないものをあえてチョイスしてるところもユーモアがあるとなぁ思う。

うまくて悔しいから、このフレームでほかになんかないかな、と考えてみた。

おもらしのあとの、静けさ。

赤ちゃんの紙おむつのコピーに使えないかな、なんて。でも本家にはかなわないですね。