平成さいごでもなく。
新年明けましておめでとうございます。穏やかな2019年の始まりに、新たな時代へと向かう大きな期待とちょっとの不安を抱きながら過ごすお正月です。
昨年の夏から今年の春にかけたイベントや行動は、すべて「平成最後の」という枕詞のもと、価値あることのように、うやうやしく語られていますが、冷静に考えると平成が計画的に終わるだけで、ぼくたちの生活は、たんたんと始まるものは始まるし、終わるものは終わるわけです。
昨年は新しく始まったこともたくさんあった一方、あたりまえと思っていた大事なものが終わった年でもありました。たぶんこれからもその繰り返しなんでしょうね。平成であろうとなかろうと。
新年になると、目標をたてたり、抱負を述べたりするけど、年末にはすっかり忘れていたりします。これは決して意思が弱いとか、そうゆう訳じゃなく、環境変化が予想以上に早かったり、予想外のことが現実になったりして、年始のころの自分とは明らかに変わらずにはいられないことになっているから、陳腐化しちゃってるんだと思うのです。
今年一年は、
小さすぎるものは少しでも大きく、
大きすぎるものは少しでも小さく。
を実現できるようにしたいな、と思います。小さいものはアイデアをふりしぼって成長させなきゃいけないし、大きいものはアイデアをふりしぼって本質に光をあてないといけない。たぶん今年のというよりは、これからも続けなくちゃいけないことなんだろうな。
実り多き一年になりますように。