オン ザ ロックンロール。
数年ぶりぐらいだろうか、ロックを生演奏してくれるバーへ行った。今回はリクエストすることなく、他のお客さんのリクエストやバンドチョイスの曲をひたすら聞いていた。
イーグルスのTake It Easyを聞くと、またライブに行きたいな、でもグレン・フライの声はもう聞けないし寂しいな、とか、
レイラ後半のピアノパートを聞くと、大学のキャンパスをひとり歩いてると、どこからともなく軽音部の奏でるレイラが流れてきて、入学時のちょっとした不安を洗い流してくれたな、とか、
歌詞はめちゃくちゃだけど一緒に口ずさみながらクイーンメドレーを聞くと、教授秘書の女性がフレディのお墓参りにイギリスに旅立ったな、とか。
本家の音をストリーミングで聞くのとは、また違う感じ方があるのですね。生音は記憶とか感情とかを呼び起こす触媒みたいだな。
今日はロックを聞きながら、水割りを飲んだ。
今度はロックを飲もう。